ブラウザのテキスト選択からExcelを検索するシステムを作った経験談 (Firefox版エクセルサーチ)

手もとのExcelメモをサクッと調べるために作りました。ニュース・ブログ・SNSで見かけた企業をですね、今まではエクセルの検索欄に貼り付けて検索してました。これを効率化したいなって思いました。

ブラウザの文字列をコピーするのって結構面倒なんですよね。余計な改行とか空白が入ったり、全角や半角の違いであったり。そういったところを整えつつ、エクセルで検索して業績グラフまでポンッと出してくれる、そんなシステムを作りました。その開発経験談です。

一番の難関はブラウザからエクセルを操作するところでしたね。どうやってエクセルを呼び出せばいいのかなって。最初はファイアーフォックス版を作りました。「Firefoxアドオン」と「ブイ・ビー・スクリプト(VBScript)」と「エクセル・ブイ・ビー・エー(ExcelVBA いわゆるマクロのこと)」を組み合わせて作りました。

Firefox版はわりと簡単でした。ありがたいことに、当時のFirefoxはAppLauncherというアドオンが使用できました。アプ・ランチャーって読んでいます。これで選択した文字列をブイビースクリプトに送るんです。このブイビースクリプトが「エクセル起動」と「ExcelVBA実行」の2つをする仕組みです。

エクセルって、コマンドラインからマクロを実行する方法が無いんですね。そこで、まずブイビースクリプトの中で起動するんです。エクセルの実体が変数に入るので、マクロ実行のための関数が使えるようになります。ただ、このスクリプトのデバッグは大変でした。メッセージボックスに変数を表示して頑張りました。短いスクリプトだったのでなんとか完成しました。

マクロはもう好きなように作りました。前後の空白を削って、全角半角を統一して、シート検索に渡して、ヒットした企業のメモと開示情報一覧と業績グラフを表示するような、そんなマクロを作って使っていました。本当に便利でした。

なんといいますか、人間ってワン・ステップが無くなるだけで本当にハードルが下がるものなんですね。手元のメモを120%活用できる感じで、ブラウザとエクセルの融合は素晴らしかったです。

ところがある時、Firefoxに転機が訪れました。ファイアーフォックス・クアンタムの登場です(Firefox Quantum)。アドオンの仕組みが大きく変わって、AppLauncherが使えなくなりました。うわ~!ついにこの時が来たか~!って思いました。でもまあ、これは仕方がありません。改善のために古い仕様を外す。良くあることです。

そのようなわけで、代わりのアドオンを自作しようって思ったのですが、んん~断念しました。たとえ自分用でも審査に出してパスしないとFirefoxにインストール出来ないみたいだったんですね。さすがにそこまで手間はかけたくなかったので、グーグル・クローム(Google Chrome)に移行して、クローム版エクセルサーチを作りました。

余談ですが、このエクセルサーチはテキストエディタからも検索できます。要はブイビースクリプトに証券コードを渡せばいいので、コマンド実行機能のあるソフトならなんでもエクセルサーチになります。実際にテキストエディタ「Mery (メリー)」から証券コードを検索できるようにして使っています。

コマンド実行機能って、こういう風に使うんですね。いろいろなソフトで見かけてましたが、どうやって使うんだろう??って思っていました。とても便利です。

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Excel 開発経験談
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