エクセルの『外部データの取り込み』方法です。
テキストファイルのインポート機能とも言います。Excelの標準機能ですね。
ExcelでCSVが文字化けした時は、外部データの取り込みやインポート機能で開くと読み込める場合があります。
以下その手順です。
Excelを起動します
メニューの『データ』タブから『外部データの取り込み』にある『テキストファイル』を押してCSVを開きます。
文字コードを決めます
『65001 : Unicode (UTF-8)』を選んで『次へ(N)』。
『ろくまん ごせん いち:ユニコード (ユーティーエフー はち)』と読みます。
残りも設定します
区切り文字は『カンマ(C)』だけにチェックして『次へ(N)』。
ダメだったら『タブ(T)』だけにチェックして『次へ(N)』。
列のデータ形式は『G/標準(G)』のまま『完了(F)』。
『データの取り込み』はそのまま『OK』です。これで開けました。
セルのデータが変わってしまうときは
もし、数字のゼロが消えて困ったら、『データのプレビュー(P)』で問題の列をクリックしてから『文字列(T)』にチェックして『完了(F)』を押します。
これで電話番号も日付も住所も、すべてCSVの通りに表示されます。
ほかにもデータが変わって困った列があるときは、プレビューをクリックして『文字列(T)』にチェックを繰り返してから『完了(F)』を押します。
クエリのチェックを外して完了
仕上げに、もう一度『データ』タブから、今度は『プロパティ』を押します。そこで『クエリの定義を保存する(Q)』のチェックを外します。
すると《シートからクエリ定義は削除されます》って出るので、『OK』⇒『OK』で閉じます。これで普通の状態になりました。
あとはいつも通り、『名前を付けて保存(A)』です。
以上です
まとめると『テキストファイルから開いて、クエリのチェックを外す。』です。
クエリの定義があると、メニューの一部がグレーアウトしたりするんですね。
なので、データのプロパティから外してあげます。これで、CSVとExcelのつながりがなくなって、グレーアウトしたメニューが復活します。
メニューがグレーアウトしてる!押せない!
プロパティでクエリのチェックを外すと直る!
これがクエリのチェックを外す画面!
クエリのチェックを外そうとすると警告が出るけど、OK。プロパティもOKで閉じる。
これで先ほどのメニューが復活した状態になります。