XBRLとは財務データを保存するフォーマットのこと

XBRLとは、財務データを保存するフォーマットのことです。

画像に例えると、JPEG(ジェイペグ)とかPNG(ピン、ピング、ピーエヌジー)と同じです。

JPEGは画像データを保存するフォーマットです。

XBRLは財務データを保存するフォーマットです。

以下に自分の知っているところを簡単にまとめました。

XBRLってなに?

XBRL(エックス・ビー・アール・エル)ってなに?って聞かれたら、こう答えます。

『財務データを保存するフォーマットですね。画像で言うジェイペグみたいなもんです。』

JPEGを読み込めば画像が出ます。

XBRLを読み込めば財務が出ます。

財務データってなに?

財務データっていうのは、決算書のことです。

決算書には『勘定科目』と『金額』が載ってます。

あと、決算書には『文章』も載っています。

文章とは、摘要(てきよう)とか、但し書き(ただしがき)とか、注記(註記、ちゅうき)、注釈(註釈、ちゅうしゃく)などですね。

それらをまるっと保存したくて誕生したのが『XBRL』っていうフォーマットです。

文章も保存できるので、文章メインの開示情報を公開するためのフォーマットとしても使われています。

XBRLはどうやって作るの?

XBRL作成ソフト(XBRL作成ツール)を使って作ります。

普通は、『XBRLで出してほしいな』って言ってるところが、ソフトや作り方を案内しています。

金融庁のEDINET(エディネット)に提出するXBRLなら、EDINETがソフトや作り方を案内してます。

e-Tax(イータックス)で提出するXBRLなら、e-Taxがソフトや作り方を案内しています。

XBRL形式での保存(書き出し)は、会計ソフトや税務ソフトで出来たりします。

XBRL作成のサポートをしている企業もあります。

XBRLはどうやって開くの?

XBRLに対応した読み込みソフトを使って開きます。

EDINETの受付システムやe-Taxの電子申告ソフトなどで開けます。

これらは、XBRLを提出するひとが使うソフトですね。

では、XBRLを使う側の人(見る側の人)はどうやって開くのか?

EDINETで公開されているXBRLについては、EDINETが『XBRLからCSVへの変換ツール』というソフトを提供しています。

あとは、EDINET XBRLの仕様書を見ながら自分なりにXBRLを読み込むソフト(プログラム)を作る人もいます。

以下は、XBRLで決算分析をする方法プログラムの開発経験談をまとめた記事です。

XBRLで上場企業の決算分析する方法まとめ

XBRL対応ならどんなXBRLでも読める?

実は、読めません。

たとえば、EDINET(エディネット)のXBRLは、EDINET対応のソフトでしか読めません。

そのほかのXBRLも、それぞれのXBRLに対応したソフトでしか読めません。

なぜでしょうか?

XBRLは、財務データの書き出し方は決まっているんですが、財務データの中の言葉の違いとか、単位の違いまでは統一されていないからです。

なので、EDINETのXBRLなら、EDINET流の言葉づかいに対応したソフトを作ります。

e-TaxのXBRLなら、e-Tax流の言葉づかいに対応したソフトを作ります。

だから、XBRLの出所(しゅっしょ)ごとに対応ソフトが必要なんですね。

XBRLってそんなに便利じゃない?

ところが、そうでもないのです。

XBRLという枠組みがあることで、言葉づかいのところだけ変更すれば、対応ソフトが作れてしまうメリットがあるのです(あくまで理想的にはですが)。

XBRLというフォーマット(XBRL形式)が、さまざまな分野の財務データに見られる共通の見た目をうまくまとめてくれているので、あとは残りの共通化できない部分だけ、ソフトを作ればいいのです。

ソフト開発が簡単になって、財務データの電子化が進んで、財務データを提出する人も財務データを見る人も便利になる…はずなんですが、XBRL対応ソフトはまだまだ少ないのが現状です。

特に、開示された財務データを見たい人のためのソフトが無いです。今はまだ、見たい人が各自でXBRLを読み込むソフトを作って、活用してください、という感じです。

しかしながら、XBRLの仕様は公開されているので、今後もっと財務データを活用したい人が増えてくれば、徐々に普及していくのかな?と思っています。

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