徹底的に決算分析をすることで、良い企業にめぐり合える確率は、あがります。
まちがいなく、あがります。
ハズレの銘柄をはじけば、そのぶん、良い銘柄を選ぶ確率が上がるからです。
決算分析を徹底するときは、広く浅く、徐々に深読みしていくのが良いと思っています。
決算分析はどこまで通用するのか?
でも、決算分析って、実際どこまで通用するんでしょうか?
決算書は未来を約束したものではなかった
結局のところ、決算書は過去の実績であって、未来を約束してるもの『ではない』んですよね。
決算書の免責事項にも書かれています。
財務諸表の数字を追っても、決算の説明文を読んでも、未来はわからないわけであります。
決算分析は成功確率をあげる程度のもの
だから、決算分析が通用するのは、せいぜい『成功確率をあげる程度の範囲』なんだろうなって思います。
良い銘柄にめぐり合える確率は上がるけど、絶対に当たるってわけじゃないから、分析は『ほどほど』で良いんじゃないかと、そう思っています。
決算分析のやり方は『広く浅く、徐々に深く』が良かった
あと、決算分析を『徹底する』のやり方ですね。
最新の決算を広く浅く見て行って、企業を絞り込みながら深読みしていくアプローチが良かったです。
見込みのない企業を無視する
見込みのない企業は無視します。
『これは買わなくていい銘柄』だと思ったら、分析をやめます。
人生の貴重な時間を節約します。
良さそうな企業を絞り込んでいく
良さそうな企業だけを『徐々に』絞り込んでいきます。
最新の決算を他社と見比べながら、光っている企業を残す作業です。
『買うかもしれない銘柄』だと思ったら、少しずつ深読みしていきます。
企業の良さを、ほかの企業と見比べながら、徐々に深掘りしていきます。
自分の中で、良いと思う企業のランキングを作っていきます。
時間をかけて1社ずつ深堀りするアプローチは良くなかった
株式投資を始めたばかりのころは、1社を深掘りしてから、次の1社を深堀りしていく方法を試したこともありました。
でも、良くなかったですね。
企業を知る勉強にはなりましたが、『他と比べてどうなのか?』というのが、いつまでたっても判断できませんでした。
自分の中で『企業ランキング』ができないまま、時間ばかりが過ぎていきました。
数学の絶対値のようなもので判断することはできなかったです。
ですので、決算分析を徹底するなら、徐々に絞り込んでいくアプローチが良いと思いました。
決算分析は、他社と比べたときにこそ光ります。
1社に時間をかけるアプローチだとなかなか良い企業に当たらない
あまり1社に時間をかけていると、すぐにわかる良い企業に、なかなか気づけません。
そういうわけで、決算分析を徹底するときは、『広く浅く、狙いを定めながら、徐々に深く』を心がけています。
以上です。