ドラッグストアや大手スーパーで売っている10個入りのたまごに、ときどき殻の薄いたまごがありました。
『卵の殻が薄い…?』
手に持った感じですぐに分かりました。
やさしく持たないと割れてしまいそうな儚さ。
殻の表面につぶつぶが多くてざらざらしてて、ほかの卵とはちょっとちがう手ざわり。
ボウルの横に『コツン』としただけで、殻が『クシャ』っとくずれてしまいました。
卵の殻がもろい。
ですが、味や風味に変なところはなかったです。
卵の殻をハシで取って、たまご焼きにして食べました。
普通においしかったです。ご馳走様でした。
さて、この殻の薄い卵です。
いつから卵の殻が薄くなったのか?
べつに、最近になって急に殻が薄くなったわけではないです。
殻の薄い卵に気がついたのは、北海道に住んでいた2006年頃でした。
いつもの調子で卵を割っていたら、『コツン』で『クシャァ…!!』と崩壊しました。
『な、なんだこの卵は!?よく今までたまごの形してたな??』
で、たまご焼きにして食べたのですが、おいしかったです。ご馳走様でした。
殻の薄い卵は広く流通している
その後、北海道から関東に引っ越しました。
殻の薄い卵は、相変わらずありました。
もしかしたら、『北海道で自分の住んでいた地域限定だったのかもしれない』と思っていました。
しかしどうも、地域によらず、殻の薄い卵は流通してるようでした。
ここで、殻の薄い卵は普通に存在するものなんだと、納得しました。
『ああ、なるほど。たまごの殻って厚かったり薄かったりするものなんだね。』
殻が薄いと、崩れやすくて割りづらかったですが、それ以外は特にデメリットはなかったです。
普通の卵も殻の薄い卵も、どちらもおいしい卵でした。
ブランド卵の殻はゴツかった
一方で、普通の卵と比べて、3倍くらいの値段で売っているブランド品のたまごは、殻が厚かったです。
殻が厚いというか、ゴツかったです。
普通の卵で殻がしっかりしているやつよりも、さらにゴツかったです。
殻の厚さとおいしさの関係は分かりませんが、ブランド卵はおいしかったです。
『たまごの味って、そんなに変わるものなんだろうか?』
そう思って、ブランド品の卵をためしに買ったみたわけなのですが、卵の殻も白身も黄身も、非常にしっかりしていました。
玉子焼きにしても、目玉焼きにしても、固さがあって非常に食べごたえがありました。
『ブランド卵は、普通の卵よりも食べごたえがある。』
普段はふつうの卵を買っていますが、たまにはブランド品の卵もいいかもしれませんね。
ブランド品であっても、殻の厚さはいろいろあるかもしれませんが、食べごたえや満足度は、いくらか高い傾向にあると思います。