Python(パイソン)は文法が簡単で、とても高速にコーディングすることができました。
キーボードで打ちにくいカッコをあまり打たずに済んだので、非常に快適でした。
株式情報の分析に、Pythonを選んだ理由のひとつになっています。
試したいアイデアをすぐに形にできたので、Pythonは非常におすすめの言語です。
プログラムの書きやすさが『非常に大きなメリット』だった
Pythonを使ってみた結果、プログラムの書きやすさというのが、非常に大きなメリットでした。
株式情報の分析では、株価予想や財務分析のアイデアをたくさん試します。
『こういう風に計算したらどうだろうか?』
『こんなふうに書き換えたらどうだろうか?』
こういった試行錯誤を繰り返していくときに、Pythonの簡潔な書き方がとても役に立ちました。
試したいことがすばやく簡単に書けたので、たくさんのアイデアを試すことができました。
財務分析、ニュース分析、株価予想まで、飽きずにひと通り試すことができたのは、Pythonの簡単さのおかげだと思っています。
Pythonのメリットは熱いうちに作れること
Pythonの最大のメリットは、『熱いうちに作れること』でした。
Pythonを使っていたら、アイデアが冷めないうちに形にできていました。
ふと思いついたアイデアを、ワクワクした気持ちのままコーディングして、結果に玉砕する。
そしてまた、新しいアイデアを試していくわけです。
このサイクルが、C言語やC++(シープラスプラス)だと、なかなかうまくいきませんでした。
さまざまな理由からコーディングが大変で、新しいアイデアをひとつ試すのに、けっこうな時間を要していたためです。
C言語やC++はコーディングが大変だった
コード量が増えて面倒になった
C言語などでは、コードを書くときに、カッコやセミコロンをたくさん打ちます。
一応、開発環境の VisualStudio が補完してくれましたが、どうしてもコード量が増えて面倒になりました。
プログラムを書き換えるときにも、カッコを付けたり外したりするのがストレスでした。
あたまの中には試したいアイデアがあるのに、なかなか形にできない、そういったもどかしさを感じていました。
コードの体裁に悩んだ
C言語などでは、コードの体裁(ていさい)に良く悩みました。
そのひとつが、C言語やC++のブロック表現であるカッコでした。
『読みやすいから、カッコはこう書きたいんだけど、コードの自動整形ではうまくいかない。』
カッコのフォーマットは、永遠のテーマかもしれません。
一方でPythonは、インデント(字下げ)でブロックを表現する方式でした。
なので、コード量が少なくて、コードの体裁に悩むことが減りました。
Pythonはコードをどんどん書き足すことができた
Pythonはコーディングが簡単でした。
ブロックの表現でカッコを使わない分、関数やクラスの追加が非常に楽でした。
書きたいコードをどんどん書き足していけました。
初めこそ、Pythonのインデント方式に不安はありました。
しかし、実際に使ってみたらメリットしかなくて、非常に気に入りました。
Pythonは、C言語やC++に比べて、非常にコーディングがしやすかったです。
株式情報を分析するなら『Python』が非常におすすめ
プログラムで株式情報を分析するなら、Pythonを使うのが非常におすすめです。
財務分析やニュース分析のアイデアを、簡単に次々に試していくことができました。
ひらめきを形にする作業はとても楽しかったです。
思いついたアイデアが良いものかどうかは、実際に計算するまでわかりません。
Pythonは、試したいアイデアをすぐに形にできたので、非常におすすめの言語です。
もし、Pythonで良い結果を出したアイデアがあれば、C言語やC++などで実装してみるのも面白いと思います。
なぜ、Pythonが科学計算の分野で発展してきたのか?
自分の感想ですが、思いついたアイデアを次々に試していける簡単さがウケたのではないか、と想像しています。
そして、株式情報の分析においても、Pythonの簡単さが非常に良かったです。
Pythonのメリットは、こまごまとしたカッコが少なくて、高速にコーディングできることです。
Pythonは、アイデアの試行錯誤が必要な分野で、とても役に立つ言語だと思います。