『基本的に無害なのに、退治してしまってすまない。』
アース製薬の殺虫剤『虫コロリアース(粉剤、ふんざい)550g』を使って、庭に大量発生したワラジムシを一掃したときの経験談です。
アースの虫コロリ(粉末タイプ)は、とても少ない量でよく効いて、大量発生したワラジムシに対処することができた、というお話です。
ワラジムシの大群に粉を直接ふってみましたが、その時は平気な感じで歩いていました。
『本当に効果あるのかな~』と思いつつ、翌日にまいたところを見たら、動かなくなったワラジムシがたくさんいました。
かくして、ワラジムシ退治はうまくいきました。
さて、当時住んでいた家の庭には、土の中にワラジムシがたくさんいました。
そして雨の日になると、ワラジムシたちがいっせいに家の外壁(がいへき)に登ってきて、部屋の中にも入ってきました。
ただ、自分としては、特に危険な虫ではないということで、『たまに部屋に侵入してきて面倒だな~』くらいに思っていました。
『ムカデ』と『マダニ』と『蚊(か)』には警戒しますが、『ワラジムシ』は一般通行人くらいの認識でした。
ところが、ある年にワラジムシが大量発生しました。
それはもう、大量なんてものではなかったです。
雨上がりに庭を見たときは、土の表面にびっしりとワラジムシがいました。
表面のワラジムシを払うと、やわらかい土の下に、さらにワラジムシがいました。
そして、昼夜を問わず、窓枠の隙間からワラジムシが何匹も何匹もいらっしゃいませ。
隙間をマスキングテープでふさいでも、どこからか入ってくる。
部屋の壁を歩いていたワラジムシが、足をすべらせて床に落ちて、『カツン…コツン…』と音を立てる。
そこでようやく、ワラジムシをどうにかしようと思い立ったわけであります。
お店の殺虫剤コーナーで、使用上の注意書きなどを見くらべて、『虫コロリ』を買ってみました。
この『虫コロリ』で、ワラジムシの発生は落ち着きました。
完全にいなくなることはありませんでしたが、部屋に侵入してくることはほぼなくなりました。
虫コロリを撒(ま)いたときですが、そっとまいても煙がけっこう立ちました。
最初にフタを開けてまいたときは、粉が風に舞って吸い込みそうになったので、いったん中止しました。
そして、マスクと手袋を用意してから再開しました。
そのくらい、けっこう粉が舞いました。
マスクは使い捨て。粉がついた手袋(軍手)は、洗面所で水洗いしてから洗濯しました。
上着とジーパンも一緒に洗濯しました。
舞うとわかってても、粉をかわすのは難しかったです。
虫コロリの効果ですが、自分のケースでは、試しにうっすらとまいただけで十分に効果がありました。
想像以上に少ない量で済んだので、いっぱい余りました。
あまり虫を一掃するのは良くないのかもしれませんが、虫が大量発生して困ったときは、とても役に立つ製品だと思います。