キャッシュフローが良い企業を調べるために「キャッシュフローと利益」のグラフを作りました。
一般に、営業CFが利益を上回っていればキャッシュフローが良いと見るようです。グラフで言うと「棒グラフが折れ線を突き抜けている企業」です。
これは現金という利益の裏づけに価値を見出した企業の見かたですね。
営業CFが利益を継続して上回っていれば事業の継続性を感じますし、営業CFが増加傾向であれば企業の成長を期待させてくれます。
そのような実績を示し続けている企業を5社集めました
キャッシュフローと利益
FreeCF=営業CF-投資CF
5982 株式会社マルゼン 金属製品
営業CFが純利益を超えています。また、営業CFと純利益がともに増加傾向です。
投資CFは小さいです。投資CFは主に有形固定資産の取得によるものとのことです。
単元株式数が1000株で発行済株式数も少ないので、最低購入金額が高いです。
4768 株式会社大塚商会 情報・通信業
営業CFが純利益を超えています。また、営業CFと純利益がともに増加傾向で、その増加の幅も大きいです。
投資CFは小さいです。主な投資CFは有形固定資産の取得、ソフトウエアの取得によるものとのことです。
9776 札幌臨床検査センター株式会社 サービス業
営業CFが純利益を超えています。また、営業CFと純利益がともに増加傾向です。
投資CFは大きいときがあります。投資CFは主に有形固定資産の取得によるものとのことです。
診療報酬と薬価の引き下げが業績に影響するとのことです。
4517 ビオフェルミン製薬株式会社 医薬品
営業CFが純利益を超えています。また、営業CFと純利益がともに増加傾向です。
投資CFは大きいときと小さいときがあります。投資CFは主に有形固定資産の取得によるものとのことです。FY 2013年3月も有形固定資産の取得によるものでした。
薬価の引き下げが業績に影響するとのことです。
7976 三菱鉛筆株式会社 その他製品
営業CFが純利益を超えています。また、営業CFと純利益がともに増加傾向です。
最近は投資CFが大きくなっています。投資CFは主に固定資産の取得によるものとのことです。最近はその金額が大きくなっていました。
つづき