キャッシュフローが良い企業5社。営業キャッシュフローが利益を上回っている企業

企業を探す視点

キャッシュフローが良い企業を調べるために「キャッシュフローと利益」のグラフを作りました。

一般に、営業CFが利益を上回っていればキャッシュフローが良いと見るようです。グラフで言うと「棒グラフが折れ線を突き抜けている企業」です。

これは現金という利益の裏づけに価値を見出した企業の見かたですね。

営業CFが利益を継続して上回っていれば事業の継続性を感じますし、営業CFが増加傾向であれば企業の成長を期待させてくれます。

そのような実績を示し続けている企業を5社集めました

キャッシュフローと利益

グラフは有価証券報告書の数字から作りました。特に断りがなければ、訂正を含んでおりません。説明も有価証券報告書の内容をもとにしています。簡単のために、時期や金額はおおまかな言葉で指しています。
営業CFは利益よりも変動が大きく、横ばいか増加傾向かで迷うところがありますが、主観で言い切ってます。また、投資CFは営業CFと比べて大きい、小さいと言っています。投資CFの内容は、グラフの期間で繰り返し発生していて、かつ、金額が大きいものを選んで載せています。
フリーキャッシュフローの計算式
FreeCF=営業CF-投資CF
社名に○○ホールディングスや○○グループなどがついている場合、実際の事業は子会社が行っている場合があります。簡単のために、事業内容は子会社が行っている事業を含めて列挙しています。

5982 株式会社マルゼン 金属製品

キャッシュフローと利益 5982 株式会社マルゼン 金属製品

営業CFが純利益を超えています。また、営業CFと純利益がともに増加傾向です。

投資CFは小さいです。投資CFは主に有形固定資産の取得によるものとのことです。

マルゼンは業務用厨房機器の製造・販売、ベーカリー機器の製造・販売を行っている企業です。

単元株式数が1000株で発行済株式数も少ないので、最低購入金額が高いです。

4768 株式会社大塚商会 情報・通信業

キャッシュフローと利益 4768 株式会社大塚商会 情報・通信業

営業CFが純利益を超えています。また、営業CFと純利益がともに増加傾向で、その増加の幅も大きいです。

投資CFは小さいです。主な投資CFは有形固定資産の取得、ソフトウエアの取得によるものとのことです。

大塚商会は情報システムの構築・稼動とシステム稼動後のサポートを行っている企業です。
四半期ごとにキャッシュフローを開示している点も良いです。会計システムが整っているのでしょう。

9776 札幌臨床検査センター株式会社 サービス業

キャッシュフローと利益 9776 札幌臨床検査センター株式会社 サービス業

営業CFが純利益を超えています。また、営業CFと純利益がともに増加傾向です。

投資CFは大きいときがあります。投資CFは主に有形固定資産の取得によるものとのことです。

札幌臨床検査センターは臨床検査、調剤薬局、医療機器の販売・保守を行っている企業です。

診療報酬と薬価の引き下げが業績に影響するとのことです。

4517 ビオフェルミン製薬株式会社 医薬品

キャッシュフローと利益 4517 ビオフェルミン製薬株式会社 医薬品

営業CFが純利益を超えています。また、営業CFと純利益がともに増加傾向です。

投資CFは大きいときと小さいときがあります。投資CFは主に有形固定資産の取得によるものとのことです。FY 2013年3月も有形固定資産の取得によるものでした。

ビオフェルミン製薬は医薬品・医薬部外品・食品の製造・販売を行っている企業です。

薬価の引き下げが業績に影響するとのことです。

7976 三菱鉛筆株式会社 その他製品

キャッシュフローと利益 7976 三菱鉛筆株式会社 その他製品

営業CFが純利益を超えています。また、営業CFと純利益がともに増加傾向です。

最近は投資CFが大きくなっています。投資CFは主に固定資産の取得によるものとのことです。最近はその金額が大きくなっていました。

三菱鉛筆は筆記具と筆記具周辺商品の製造・販売を行っている企業です。

つづき

キャッシュフローが良い企業5社。営業CFがプラス、投資CFがマイナス、財務CFがマイナスの企業

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