線路沿いの土地(家、アパート)に住んでいた時に感じたデメリットです。
- 部屋にいても、列車が通過するときの騒音が大きくて怖い。
- 線路沿いの道を歩くときに、列車の騒音がうるさい。
- 線路の向こう側のお店に行くのが大変。
- 日常的に踏切を渡るのが怖い。
- 陸橋(りっきょう)や歩道橋をのぼるのが大変。
- AMラジオが聞けない(列車が来るとノイズ一色になる)。
- 列車の振動でPCのハードディスク(HDD)が壊れないか心配になる。
列挙すると、まるで住むのに適さないような印象を受けますが、実際に住んでみたら、そうでもなかったです。
自分が住んでいたところでは、部屋の窓から10メートルくらいのところを、列車が走っていました。
外から聞こえてくる騒音ですが、住んでみ3か月ほどで、怖さを感じなくなりました。ただ、動画の音が聞こえなかったりして、うるさいとは感じていました。
外を歩くときは、列車の甲高い(かんだかい)騒音がダイレクトに聞こえるので、やかましさは凄かったです。列車の音が聞こえてきたら、耳をふさいで歩いたりしてました。けどまあ、それだけでした。たいしたことないといえば、たいしたことなかったです。
線路の向こうがわに移動するのは、結構面倒でした。踏切や陸橋のある場所まで移動しないと渡れませんからね。ただ、自分の場合は少しラッキーで、スーパーやコンビニに向かう直線上に、渡れるところがありました。なので、不便は比較的少なくて済んだほうかもしれません。
それでも、踏切はやっぱりちょっと怖かったです。時間に余裕があるときは、ちょっと遠回りしてでも陸橋を使ったりしてました。坂や階段をのぼるのは大変でしたが、運動を兼ねてのぼっていました。
陸橋や歩道橋の階段ですが、ときどき壊れていました。階段のフチは金属で補強してあったのですが、やっぱり人通りが多いと、どうしても割れてしまうんですね。数週間のうちにセメントで補修されたのですが、それまでの間は、転びそうになった人をときどき見かけました。
再び部屋の中ですが、線路沿いの部屋では、AMラジオが聞けません。受信はできたんですが、列車が通るたびに放送が聞こえなくなる&うるさいノイズが出るので、あまり快適ではなかったです。ただ、無理してAMラジオを聴く必要はないので、そんなにデメリットではないかもしれません。
列車が部屋の前を通過するときは、床から硬い感じの振動が伝わってきました。それで、パソコンのハードディスクが壊れないか、ちょっと心配になりました。ですが、列車の振動で壊れた、みたいなことはなかったです。心配になっただけで済みました。
令和を迎えた今は、SSDが主流になってきましたし、ほかにも、スマホとかモバイルを使うことのほうが多くなってきました。なので振動で電子機器が壊れる心配はなくなってきたように思います。列車の振動は、デメリットではなくなってきた。
こうしてみると、線路沿いの土地はちょっと住みにくいかなって思うかもしれません。ですが、意外と住めました。少なくとも、うるさすぎて住めない、ということはなかったです。