2012年ごろのお話です。
A-DATA の 120GB SSD を買ったら、半年で壊れて、新品交換してもらった2台目も、(自分の PC では)認識しなくなった、という経験談です。
一方で、同じ時期に購入した A-DATA の DDR3 メモリー(4GB×4枚=16GB) のほうは、2020年も現役で使用しています。
あと、同時期に購入した Intel の 120GB SSD も同じく現役です。Intel Solid-State Drive, 330 Series のもので、型番は SSDSC2CT120A3K5。
SSD が良いらしいということで A-DATA を1台買ってみた
さて、2012年の当時は、高速な SSD がようやく普及し始めたころでした。
自分も気になっていました。
『なにやら SSD というものが、速くていいらしい。』
それでとりあえず、120GB の中で一番安かった A-DATA 製の SSD を1台買いました(型番は忘れてしまった)。
期待通り、SSD は凄く良かったです。
Windows 7 がキビキビ動いて、PC 作業がめちゃめちゃ捗りました、最初のうちは。
最初のうちは快適だった
何日か使ってみて、特に不具合もなかった。
『SSD はイイものだ!』
それで、今度はメーカーを変えて、Intel の 120GB SSD を1台、買い足しました。
(あとついでに、A-DATA の DDR3 メモリも買いました。)
さて、この2台の SSD です。
それぞれ別の PC に組み込んで、両方とも Windows 7 をインストールしました。
A-DATA をメイン PC で使用して、Intel は予備の PC に使用しました。
だんだんブルースクリーンで落ちるようになってきた
3か月くらい使ったころだったか、A-DATA SSD の PC で、ブルースクリーンを良く見るようになりました。
- マウスを動かしているときに、マウスカーソルが『ピタッ!』と止まる。
- 『???』っと思った数秒後に、ブルースクリーン、そして落ちる。
『もしかして、プリフリーズ問題の一種かな?』
『でも OS まで落ちるなんて、たぶんちがうよなぁ。』
1週間に3回くらい落ちたこともあったし、1か月間くらい快適に使えたこともありました。
最初はたまたま Windows の調子が悪かったんだろうと、そう思っていました。
でもだんだん、落ちる頻度が高くなってきた。
1日に2回、3回と、落ちるようになってきた。
そのころになると、マウスカーソルが『ピタッ!』と止まるたびに、『あ、落ちる』と思っていました(そして実際に落ちてしまった)。
BIOS が SSD を見失うようになってきた
買ってから半年くらいたったころか、ついに A-DATA SSD が認識しなくなった。
データドライブとして、別の PC につないでも駄目。
BIOS の画面を見ても、A-DATA の SSD が見つからない。
その SSD の本体は、なかなか熱くなっていた。
一応、自然に冷ましてから電源を入れたら、たまに復活して起動したりした。
でもまた、すぐにブルースクリーン。SSD も直ぐに熱くなった。
『不良品に当たったのかも…』
お店に持って行ったら不具合が再現した ⇒ 新品交換
保証期間内だったので、買ったお店に持っていきました。ドスパラで買ったので、ドスパラに持っていきました。
保証期間内だったのは不幸中の幸い(箱にレシートを入れて保管しておいて良かった)。
さっそく現象が再現したとのことで、同じ型番の SSD との新品交換になりました。
ちゃんと交換してもらえたのは嬉しかったけど、正直、この型番の SSD はもう使いたくないなって、ちょっと思った。
原因がわかるまで『何が悪いんだろう?』と、落ちるたびに PC を何度も開けたり閉めたりして、ものすごい時間をとられたし、お店に持っていくのも大儀だなって思ったし。
不良品にあたると本当に大変。
そして、交換してもらった A-DATA SSD も、だいたい同じような経過をたどりました。
2台目の A-DATA SSD でもブルースクリーンが出始めた
調子良く、1週間動いていたと思ったら、ブルースクリーン。
重たい作業をしていたとか、していなかったとか、そういうのに関係なく、不定期に落ちた。
本当に、どういうタイミングで現象が発生するのか、まったく見当がつかなかった。
とにかく、不定期に落ちた。そしてまた、BIOS が SSD を見失うようになってきた。
たしか、operating system が not found です、みたいなメッセージが出てた。
それでも、電源を入れ直したら、再び動いたんですよね。
この 2 台目の A-DATA SSD については、さわっても特に熱くはなっていなかった。ほんのり暖かいくらいだった。
これまでの不調がウソのように動き続けたりもした
1日に何回も落ちていたかと思えば、これまでの不調がウソのように、何日もちゃんと動き続けたりもしていました。
当時は、本当にわけが分からなかった。
A-DATA SSD 以外の原因も考えて、メモリを刺し直したり、マザーボードを外して掃除したり、すごい時間を取られた。
そしてとうとう、ドスパラに持って行った。
部屋を出る前に、念のため PC につないでみたけど、やっぱり BIOS に出てこない。
今度は現象が再現しなかった
お店でチェックしてもらった結果、意外にも『現象が再現しない』とのこと。
(まさか!?)とは思ったけれど、ウソみたいに動いてたこともあったし、なんかもう、どうでも良くなってきた。
『まあ、相性とかもあります。しかし、再現しなかったのでなんとも…。』
そう言われて、そのまま A-DATA の SSD を返してもらいました。
そしてその足で、じゃんぱらに行きました。
査定の結果、動いたということで、買い取ってもらいました。
(本当に自分の PC との相性が悪かっただけのか…?)
当時の自分のメイン PC は、ドスパラのガレリアシリーズ。
マザーボードは Foxconn で、CPU は Core 2 Duo E8400 でした。
そこに A-DATA の SSD を組み込んで使っていました。
Intel の SSD は快適だった
まあ、さんざんブルースクリーンで落ちてはいたけれど、動いていた時は、本当に快適でした。
メニューがサクサク開いて、ブラウザもサクサク動きました。
とりあえず、予備の PC に使っていた Intel の SSD を、メイン PC に移しました。
そして、2020年の今も、現役で使っています。
たしか、SSD が普及し始めた2012年のあたりは、『SSD は寿命が短いぞ!気を付けよう!』みたいなコラムをたくさん見かけました。
それからそろそろ8年近くが経ちますが、想像以上に長持ちしています。
Intel の SSD 凄い。
A-DATA の SSD に関しては、結局自分の PC との相性が悪かっただけなのか。
A-DATA の DDR3 メモリーのほうは良かった
ところで、Intel の SSD と同じ時期に購入した A-DATA の DDR3 メモリー (4GB×4枚=16GB) のほうは、2020年も現役です。
Python で大きな処理をしていると、16GB は時々狭く感じます。
しかしながら、Chrome とかブラウザを使っている分には、余りすぎているほどなので、これ以上増やす必要もあまり感じなくて、実はけっこう丁度いいメモリ容量なのかも。
A-DATA の大容量メモリには、とても満足しています。