LibreOffice でハイパーリンクを開くときに、クリックだけで開くようにする方法です。
オプションの中に、設定項目がありました。
手順です。
- 『メニューバー』の『ツール(T)』にある『オプション(O)…』を開きます。
- 『LibreOffice』の『セキュリティ』にある『セキュリティのオプションおよび警告』の『オプション(P)…』を開きます。
- 『Ctrl+クリックでリンクを開く(T)』のチェックを外します。
- 『OK』を押していって、設定画面を閉じます。
これで、Excel と同じように、ハイパーリンクをクリックするだけで URL が開くようになりました。
とても快適です。
設定画面のスクリーンショットも紹介します。
使用した LibreOffice のバージョンは、6.4.6.2 です。
LibreOffice のオプションを開く
Writer でも Calc でもいいので、LibreOffice を起動します。
『メニューバー』の『ツール(T)』にある『オプション(O)…』を開きます。
ショートカットキーの『Alt+F12』でも開くことができました。
セキュリティのオプションを開く
『LibreOffice』の『セキュリティ』にある『セキュリティのオプションおよび警告』の『オプション(P)…』を開きます。
LibreOffice マニュアルの場所です。
(LibreOffice) Security Options and Warnings
『Ctrl+クリックでリンクを開く(T)』のチェックを外す
『セキュリティオプション』のところにある『Ctrl+クリックでリンクを開く(T)』のチェックを外します。
ところで、LibreOffice のバージョンによっては、英語が残っていたこともありました (LibreOffice 6.4.1.2 など)。
そのときは、『Ctrl-click required to open hyperlinks』のチェックを外しました。
OK で設定画面を閉じる
最後に、OK ボタンを押して行って、設定画面を閉じます。
これで完了です。
これで、ハイパーリンクをクリックするだけで、URL が開くようになりました。
もう『Ctrl』キーを押す必要はありません。
リンクに『マウスカーソル』をあてた時の説明からも、『Ctrl』の文字が消えました。
設定変更前は、『Ctrl-click to open hyperlink https://example.com/』でした。
変更後は、『Click to open hyperlink https://example.com/』になっていました。
以上です
簡単な設定で済んで良かったです。
エクセルと同じように、リンクをクリックするだけで開くようになって、とても快適になりました。
逆に、リンクが開くのを防ぎたいときは、『Ctrl+クリックでリンクを開く(T)』にチェックを入れて使っています。
『リンクをクリックしても開かない』というのが便利なシーンもあったんですよね。
たとえば、たくさんのハイパーリンクを編集していたときです。
『セルを選択したい』のに『リンクが開いてしまった』という面倒がなくなりました。