自分のツイッターアカウントを削除した話

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12月8日に自分の Twitter アカウントを削除しました。

深刻な事情とかは無いです。

ツイッターはとても楽しかったです。いろいろな方にリプライやメッセージ(DM)でお声がけいただけたのも、ツイッターのおかげでした。感謝しています。

また、自分がフォローしたり、フォローしていただいたりした方々は、良い方ばかりでした。ネガティブな反応を受け取ったこともなかったです(ありがとうございます)。

さてです。

なぜツイッターアカウントを削除したのか?

理由は「表示されないツイート、リプライ、メッセージが増えてきたから」です。

それで削除しました。

なんとなく違和感を覚えたのは2020年からでした。昨年ですね。

  • 自分がフォローしているのに、その方のツイートが自分のタイムライン(TL)に出てきていない(気がする)。
  • 自分宛てのメッセージ(DM)が届いても通知が来なかった。あるいは、10日以上たってから通知が届いたりした。(通知なんて自分は嬉々としてチェックするんだから気づかないわけがない)
  • 自分からのリプライが「相手や非ログインユーザー」に見えていないっぽい。ツイッターの検索にも出てこないっぽい。
  • ツイッターでキーワード検索をした時の結果がとても少ない。または無い。(問題がありそうなツイートも大幅に無くなっていて、その点では良かったのですが、普通のツイートも一緒に消え去っていました。惜しい)

要するに、他人のツイートが自動的に取捨選択されてしまうので、面白くない。そして、お互いに通知や反応(リプ&DM)が見えないので、連絡手段にもならない。という状態になっていました。

いつの間にかです。

それで削除するに至りました。

以下、自分が思っていたことです。


最初はツイッターの不具合とか処理の遅延だろうと思っていたんですけどね。実際、ほかの方のツイートでも「なんかリプが届かないよ?⇒なんか直ったよ!」みたいな話を見ていましたので、てっきりそういったたぐいの一時的な現象なんじゃないかと。

それで「そのうち改善されるだろう」と思っていました。

ですが、時がたつにつれて、段階的に、非表示の程度が強くなっている気がしました。

いちいち現象を記録していたわけではないので記憶ベース&体感ベースですが、「なんか変だな?」と常々つねづね感じながら利用していました。そして「やっぱり変だな」と。

結局、2021年の終わりになっても非表示の処置が続いたままでした。

ところで、非表示になっていたツイートやリプライについてです。

完全に消えていたのではなくて、見えてる人には見えてるようでした。実際、「このツイートは表示できません」と表示されたツイートに返信している方が時々いらっしゃいました。

何と言いますか、完全に消え去るわけではなくて、半透明になっているというか、見えにくくなっているというか。そして、そういった処置は、対象のアカウントに通知なく実施されているようでした。

アカウントのページを直接開いたら普通に表示されていましたし、「制限されているアカウント」みたいな注意書きも出ませんでした。ツイートの内容も一般的なものでした。

そういったスパムでもボットでも攻撃的でもなさそうな「普通のアカウント」が、何も気づかずにツイートし続けているのを見かけて、なんだか複雑な気持ちになりました。

もしかしたら、実は本人は異常に気付いていて、それでもなおツイートし続ける陽気ではがねメンタルのストイックな方々だった可能性もありますが。

しかし見ていて色々思いました。

「通知無く非表示になっていて、本人がなかなか気づかない状態。」

「本人はツイートしてるのに、だれにも見えない状態、だれも気づかない状態。」

こういうの漫画で見たことがあります。これ幽霊になってしまった人ですよね。霊能力者とか超能力者とか、特別な人だけが認識できる存在。普通の人には見えない。気付くこともできない。幽霊は自分が幽霊になったことに気づかないまま彷徨さまよい続ける。たいていは悲しい存在としてえがかれていました。(陽気な幽霊とか妖怪もいましたが)

そこで思いました。

「ツイッターはアカウントを幽霊にする場合があるのかもしれない。」

そして、幽霊は人に不幸が訪れた結果の1つである。

「予告なく事後通知なく」というのが特にまずいです。

何を言っているのかわからないと思いますが、飛躍しまくりのトンデモ超論法ちょうろんぽうなので大丈夫です。言葉を伏せるために幽霊とか言っちゃってますからね自分。

なんて表現したらいいんでしょうか。

あえて言うなら「陰湿だ」ということです。

こんなの気づいたら誰だって「言ってくれれば…」って気持ちになります。

なんなんでしょうかこれ。

いったいツイッターでどんなまちがいがあったのか。

まあでも。

でもです。

何しろ今のこのご時世です。

ツイッターだけが悪いとは、あまり思っていません。

日ごろから問題になりそうなツイートであふれかえっていたところに、2020年からの「世界的な移りやすい感染症の流行」とか、「たまたまツイッターが連絡手段になってしまった不幸なトラブル」とか、大きな出来事が続きました。

そこでツイッターは不幸を避けるために、何らかの対策を、しかも迅速じんそくに行う必要が生じたのだと想像します。

けれどもツイッターは利用者の多いシステムですから、どうしても機械的な対応が必要になります。ですが判断に使用するシステムはきっと、未だに人間のようには判断できないでしょうし、たとえ人間であったとしても判断に迷ったりするケースが当然に多々あると思います。それらをさばかないといけない。しかも迅速に。

想像ですが、色々な運営努力を経た末に、結果的に、現時点では陰湿に見えてしまう状態が発生していたのではないかと、そう思うわけであります。

やむをえない事態であった。(何から何まで想像ですが)

なので、ツイッターをそれほど悪くは思っていません。

非表示の処置についても、「アカウントへのアクセスが引き続き提供されている」という意味では悪くないです。自分のおかれた状況に気づいたときに、ツイッターを続けるか?退会するか?の判断ができますし。

もしこれが凍結であれば、問答無用でログインできなくなると思います(凍結されたことがないので分かりませんが)。そして自身のツイートやメディアを保存するタイミングも、たぶんありません。

まあ、凍結と非表示のどちらがマシかは立場や考え方にもよると思いますが。

ただやっぱり、通知無し(と思われる)の非表示については印象が悪いです。気付いたときに強い不信感が生まれると思います。「規約に抵触しています」とか、何らかのお知らせがあるだけでだいぶ印象が違うと思います。もし不具合でもなんでもなく、運営方針として予告なし事後通知なしを続けているのなら、だいぶまずいと思います。

「気づかないまま泳がせる」なんて、されていたことに気づいたら失望します。気づかないまま泳がせる、陰湿です。人の尊厳にかかわる措置です。そういった感情をどうしても抱いてしまいました。

ぜひ改善してほしいのは、知らせることですね。何らかの措置をしたことを知らせることです。それだけで大分印象が変わります。

まあ、知らせたら知らせたで、それが制限をかいくぐるヒントになるとかでまた難しいのかもしれませんが。閾値しきいちの探索を防ぐために24時間たってから通知するとか、なんとかマシな方向に持っていってほしいところです。「ログインがありました」の通知みたいに、何らかのお知らせがあればと思います。非表示にされてるっぽいアカウントを見かけるたびに、複雑な気分になりました。

もしかしたら、特定の利用者がツイッターに失望して「静かに文句を言わずに去っていく」のを狙っているのかもしれませんが。知らないうちにコッソリとハシゴを外す、孤立させるというのは、人を失望させて意欲を削ぐのに大変有効な方法だと思います。ですが、さすがにそれは人の尊厳にかかわる措置です。(なのでやっぱり機械的な措置の結果、力及ばず、たまたま現状そうなってしまっているだけだと思います。思いたい。)

そんなこんなで、なんとなく違和感を覚えてからは、ツイートやいいねを控えるようになりました。「なにがきっかけで制限を受けるか分からない」と、いつも以上に気を使っていました。それが続きました。

ですが、最近思いました。

そこまでしてツイッターをする意味があるのか?

いや無い。

連絡手段としても残しておく意味があるのか?

いや無い。

なにせ連絡があったことに気付けないんですから。とても申し訳なかった。

そういったこともあって、自分のツイッターアカウントはいったん削除することにしました。

迷いましたが、削除しました。

ただ、ツイッターの方針は好きなので、また始めるかもしれません。

例えばツイッターのプライバシーポリシーです。

ユーザーは、例えば、異なる自分を表現するために、複数のTwitterアカウントを作成し管理することもできます(多方面の関心 自由に想像してみてください。様々な異なる個性を個性をもって探求心を追求してください。)

Twitterのプライバシーポリシー > ユーザーがTwitterと共有する情報 > 基本アカウント情報

(twitter.com) プライバシーポリシー(2021年12月10日閲覧)

とありました。この方針は良いですよね。興味がある分野なんて、2つや3つあるものですし。

そして1つの電話番号で複数登録できるとのこと。ユーザーの利便性を優先した良い措置だと思います。

注記:最大10個のTwitterアカウントに同じ携帯電話番号を登録することができます。

(help.twitter.com) Twitterアカウントへの携帯電話番号の登録(2021年12月10日閲覧)

まあ、最大10個なんて試したことがないので実際にできるのかは分かりませんが、ツイッターの方針や意欲は伝わってきますよね。

自分はそういったところが良いなと思っていて、期待しています。

現状の非表示の問題についても、いずれ解決されていくだろうと思っています。

経営的にも、わざわざアカウントの活動が減るような措置を継続する理由なんてないと思いますし。

今後のツイッターに期待しています。

今はたぶん、時期が良くないだけだと思いたいです。

特に「世界的な流行の新しい風邪」の影響が大き過ぎたと思います。

ほかのSNSでも似たような措置があったようでしたし。

そうであってほしいところです。

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